タリバンを信頼するNGOと、NGOを否定するタリバン

ソースは毎日新聞。

二つの記事を見比べると微妙な気持ちになる。

http://mainichi.jp/select/jiken/news/20080829k0000m040129000c.html
「タリバンではない」。そう語ったペシャワール会の中村哲代表=アフガニスタン・カブールのアフガン政府軍空港で2008年8月28日、栗田慎一撮影
2008年8月28日 21時36分(最終更新 8月29日 1時59分)

http://mainichi.jp/select/jiken/news/20080829k0000m040163000c.html
反政府武装勢力「タリバン」のザビウッラー報道官は28日、毎日新聞に対し、「拉致グループはタリバンの命令で拉致を実行した。当初は日本人だとは知らなかった」と語った
ペシャワール会については「知っている」としながらも、「我々は米や小麦、食用油など食糧支援は認めるが、道路や学校、ダムなど地形や文化を変える構造物は認めない」とし、地元住民に歓迎されてきたペシャワール会の復興支援事業そのものを否定した。
2008年8月29日 2時30分


なんか、片思いというかなんというか、そんな風にも見える。
ペシャワール会はタリバン支持なのだろうか不支持なのだろうか?

2008年8月28日 21時36分の記事では下記のようにタリバン支持のような発言も見られる。

反政府武装勢力のタリバン報道官を名乗る人物が、犯行を認めていることについて、中村さんは「拉致グループはタリバンではない。タリバンがこんなことをするはずがない」と話した。

「我々が言うタリバンとは、マドラサ(イスラム神学校)でちゃんと教育を受けた、礼儀と道理を身につけた者を言う。しかし、9・11(01年の米同時多発テロ)後、偽タリバンが増えた。彼らは本当のタリバンではない」

タリバンが拠点とするアフガンとパキスタン国境地域で、ハンセン病治療や井戸掘りなどを20年以上続けてきた。国際的な非難を浴び孤立するタリバンとその母体のパシュトゥン民族を支え、タリバン側からも一定の理解を得ていると自負してきた中村さんの、タリバンへの「最後のメッセージ」にも聞こえた。

いや、記事中に「タリバンとその母体のパシュトゥン民族を支え」って書いてあったから、支持だったのかな?

タリバンの組織内の変動があったとかなのかな?

変わり続けていく情報や、意図して削除された情報を追いかけていくと、新聞って面白い。

学校教育現場でのNIEなどが提言されて久しいが、こういう読み方を教えていくのも大事じゃないかな。

 
この記事へのトラックバックURL ボットからトラックバックURLを保護しています